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マネジャーになったら発想の利他化にチャレンジ


「リーダーとして物事を判断する際に、自分の関心の矢印を点検する」についてさらに考察してみました。
リーダーとして物事を判断する際には、関心の矢印を「自分」に向けるのではなく「他者」に向ける必要があるということでしたね。
先日、記事に対する返信で

自分の関心の矢印が向くべき方向に向いてないことに、自分で気付けるようになると更に良いと思うんですが、思ってても中々できないです。。

というコメントをいただきました。
これはもっともな話だと思います。
自分の関心の矢印がどこに向いているのか客観視する視点を持つことは大変難しいことで、しばしば至難でもあります。
そこでオススメなのが「そもそも自分の関心の矢印を『他者』に安定的に向る状態にしておく」(冗長なので『発想の利他化』と言っておきます)です。
そうすればいちいち点検する手間が省けますのでww
『発想の利他化』にはどうすればよいのか。
私はそれを可能にするのが個人のミッション・ステートメント編纂とその定着だと思っています。
7つの習慣でいう第2の習慣の実践ですね。これが『発想の利他化』にはてき面に効きます。
前提としてミッション・ステートメントが利他に溢れているものであり、かつ、自分にとって腑に落ちるものである必要はあります。
下記のあたりの本を読むことは利他に溢れたミッション・ステートメントを書くのに役立ちます。
興味のある方は是非。
https://www.iwanami.co.jp/book/b246038.html
https://www.diamond.co.jp/book/itemcontents/9784478105917.html