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”どうせ無理”をなくす


今朝の通勤途中に思わず胸アツになった動画をご紹介します。
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY&t=26s
詳しくは知りませんが、国内民間初の宇宙ロケット開発にチャレンジしている北海道の会社の社長さんのTED講演です。
社長の植松さんは、「”どうせ無理”という言葉につぶされず夢を実現させる人を増やしたい」という思いでさまざまな講演をされているそうです。
スピーチの中では、「思うは招く」をテーマに夢を持ち続ける大切さと周囲の否定的な意見に負けない強さ、夢を叶える挑戦を持つ大事さをといています。
先日ご紹介した「ポジティブ・インテリジェンス」の書籍に目を通した方がいれば、PQ値を減少させる要因に「裁判官」という自分の内面にある心性があることを知っておられるでしょう。この「裁判官」という心性がまさに、「自分なんてどうせ無理」という声の発生源になっています。
PQ値を向上させる技術は、このような裁判官の声に押しつぶされることなく、常に実現できる可能性に着目していく技術です。
上記の動画の中でも、そして「ポジティブ・インテリジェンス」の書籍で触れられていますが、「裁判官」は我々が幼少期から現在に至る経験の中で培ってきたものだったりします。端的に言うと、少なくない人たちが過去に「お前になんか無理だよ」と言われた経験をいくつか重ねる中で、何かをあきらめ、あげくにチャレンジするよりはそこそこであきらめたほうが楽だと割り切ってしまうことに慣れてしまっているのですね。
これを克服していくのは時に非常な困難を伴います。ただ、実り多き職業人生活、あるいは人生をおくるためには、必ず克服すべきものだと思いますね。