管理職向けの企業研修をカスタマイズしてご提供する法人向けサービスです。
コーチング、キャリアデザイン、戦略思考、リーダーシップなどで多彩かつ実践的なプログラムをご提供します。
弊社研修の特徴は座学の時間を最低限に抑えた上で、可能な限り実践のフォローアップに工数を投入します。
例えば「傾聴」一つにしても、概念として学ぶのは造作もないことですが、多くの方が実践において壁に直面するものです。
学んだ概念を実践に移して「わからない」「できない」ことに気づくときが、最大の学びの契機なのです。
我々は実践において壁に直面するタイミングで最大限に学習効果を発揮するためのサポートを重視します。
研修実施後の継続フォロー施策を組み込むことで、受講者の成長を確実なものにすることを目指します。
また、研修プログラムは講師の力量に左右されにくい汎用的なものを基本とし、社内での内製化を担保します。
管理職におけるコーチング能力の向上は、半ば必須のものとなってきました。
管理職のコーチング能力の有無は、メンバー全員の日々のパフォーマンスのみならず、
個々の成長、創造性、生産性、モチベーションに大きく影響を与えます。
我々は、「研修で良いことを聞いた」では終わらせない、組織に着実にコーチング能力を実装するプログラムをご提供します。
標準的なプログラムにおいては、まず座学にて
・傾聴の基本
・部下との1 on 1の実施方法
・初心者でも簡単にコーチングが実践できるフレームワーク
などを中心に学んでいたきます。
加えて、部下の育成・指導にまつわるケーススタディに取り組んでいただきながら、
実地でコーチングを活用していただくイメージを膨らませます。
仕上げとして、研修参加者同士の相互コーチングに取り組んでいただきます。
適宜、講師からのデモンストレーションや指導を入れながら、コーチングのエッセンスを体に浸み込ませていきます。
研修後にはコーチングの実践課題を持ち帰っていただきます。
その後、研修参加者同志でフィードバックグループを作り、実践課題の履行状況についてシェアを行いつつ、
適宜研修講師よりメールベースでのフィードバックを受けていきます。
変化のスピードが早い業界においては、定められた出世の階段を昇り詰めるキャリア開発モデルは溶解しつつあります。
明確な出世の階段やロールモデルが不在の中で、個々人は主体的にキャリア開発に取り組み、自身のケイパビリティを高め、組織への貢献度を上げることがますます求められてきています。
ところが、日本型教育の弊害か、このような環境下においても大半の若手はキャリアデザインに「正解」を求めます。
正しいエンジニア、マーケターの能力・キャリアを求め、周囲との相対的な位置関係でしか自らの能力を把握できずにいます。
そうするうちに、同じような能力を持つ集団の中で同質化競争を演じ、かえって市場価値を棄損していきます。
これは個々人のキャリアの問題に留まりません。
個々の能力の同質化は、組織全体の対応能力と活力を奪い取っていくのです。
組織にイノベーションを起こすのは、いつもニッチでユニークな知見とスキルを持ち合わせた人物です。
そのようなメンバーを生み出すことができれば、組織は予想外の発達を遂げることになります。
コーチング.comは、個々人が己がユニークネスを意識し、開花させるというパラダイムの浸透を狙った研修を提供します。
ロジカルシンキングといえばロジカルツリー、MICE、フレームワークなどと捉えられがちですが、そのような表層的なハウツー教育に付加価値はないと我々は考えます。
ロジカルシンキングとは、とどのつまり「言語運用能力」であり、それは語彙力・読解力・作文力などで構成される、ファンダメンタルな能力を指すのです。明確に定義された名詞を用い、複数解釈の余地ない明快な接続詞で論じられた文章(あるいは言葉)は理解を容易にします。この力がビジネスパーソンの生産性を飛躍的に高めるのです。
必然的に、ロジカルシンキングは数日の座学研修をこなしたところで実力などつきません。
研修でロジカルシンキングを扱う意義は、「いかに自分の論理が不明確なのか」を気づくことにのみあるのです。
我々の標準的なロジカルシンキング研修は、まるで大学受験の現代文対策のような様相を呈します。
難解な文章の論理を紐解き、解読するプロセスの中で、論理の糸を通すという作業を高密度に体感します。
その後に課される実務に即した論文課題の添削を経て、ロジカルシンキング強化に向けた素地を整えることを目指します。
管理職が社員にとって第一のロールモデルとして機能していることは、人材育成の大前提です。
その意味で、持続的な企業と個人の成長に向けては管理職のリーダーシップと呼ばれる内面的な総合力が不可欠と言えます。
リーダーシップとは何かについて明確な定義はありませんが、コーチング.comは以下のような要素で捉えています。
【リーダーシップにおいて持つべきもの】
・主体性(思うに任せない外部環境に麻痺することなく、自らを起点に物事を変えようとする意識・行動)
・インテグリティ(誠実さ、真摯さ、高潔で高次の価値のために自らをささげることを厭わない献身性)
・共感性(異なる意見に流されるわけでも排除するわけでもなく、共感して好奇心を持って探求できる能力)
【リーダーシップにおいて克服すべきもの】
・自己中心性(社会全体・組織全体の利益よりも自己の利益を優先する意識・行動)
・防衛的・批判的な態度(持論に固執し、その防衛のために他者を貶める意識・行動)
コーチング.comのプログラムでは、持つべきものを強化し、克服すべき要素の影響力低減を図るため、まずはこれら要素を体現するフレームワークを習得し、組織内で共通言語化を目指します。
その後、研修参加者同志でフィードバックグループを作り、実践課題の履行状況についてシェアを行いつつ、
適宜研修講師よりメールベースでのフィードバックを受けていきます。